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【高校数学】チャート式は何色を買うべき?使い方は?レベルと問題数を徹底比較!

このページでは、大学受験におすすめ参考書『チャート式(数研出版)』の解説をしていきます。

問題数や難易度、到達点や偏差値をわかりやすくまとめているので、参考書を選ぶ際の参考にしてください。

チャート式 アイキャッチ

1. チャート式の基本情報

「チャート式」とは、網羅系の参考書の中で最も使用されており、高校数学の参考書を代表するシリーズです。学校の副教材としても配られています。

 

 

2. チャート式の難易度

チャート式は色で段階的にレベル分けされています。

 

白チャート<黄チャート<青チャート<<赤チャート

 

の順に難易度が高くなっています。

 

『緑チャート』は、『白チャート』、『黄チャート』、『青チャート』、『赤チャート』の網羅系参考書と異なり、共通テスト対策専用の参考書ですが、使用する人も多いので比較に載せておきます。

難易度は、『黄チャート』くらいです。

 

白チャート<緑チャート≦黄チャート<青チャート<<赤チャート 

 

表紙 レベル 偏差値
白チャート1A

【国立】
教科書~下位

【私立】
教科書~日東駒専

【進研】
50~60

【全統】
45~55

緑チャート

【国立】
教科書~中堅

【私立】
教科書~GMARCH

【進研】
55~65

【全統】
50~60

黃チャート1A

【国立】
教科書~中堅

【私立】
教科書~GMARCH

【進研】
55~65

【全統】
50~60

青チャート1A

【国立】
中堅~上位

【私立】
GMARCH~上智理科大

【進研】
60~70

【全統】
55~65

赤チャート1A 参考書 表紙

【国立】
上位~最難関

【私立】
上智理科大~早慶

【進研】
70~80

【全統】
65~75

偏差値は、1冊やりきるのに必要な数学1科目の目安です。

 

3. チャート式の内容構成

チャート式は色によって、問題レベルの呼び方が異なります。

呼び方は異なりますが、基本的には同じ内容構成です。

 

基本例題1問に対して、類題1問。

発展例題1問に対して、類題1問。

章末に、EXERCISESという名前の入試演習問題。

 

プラスαで、『青チャート』と『赤チャート』は入試標準レベルの総合問題。

 

の構成となっています。

 

チャート式の内容構成

表紙 基本例題 応用例題 例題の類題 入試演習
白チャート1A 基礎例題 発展例題 EX EXER
黃チャート1A 基本例題 重要例題 練習 EXER
青チャート1A 基本例題 重要例題 練習 EXER
赤チャートIA 例題(青) 例題(赤・黒) 練習 演習問題

『白チャート』、『黄チャート』、『青チャート』は例題、例題の類題、入試演習のEXERCISESで構成されています。『赤チャート』はEXERCISESはなく、演習問題があるだけです。

この演習問題はEXERCISESより難しく、『青チャート』の総合問題と同じレベルです。

 

4. チャート式の問題数

文系

表紙 例題 Ex EXER等 合計
白チャート1A 268題 268題 300題 836題
白チャート2B 335題 335題 390題 1060題
合計 603題 603題 690題 1896題

 

表紙 例題 練習 EXER等 合計
黃チャート1A 282題 282題 244題 808題
黃チャート2B 376題 376題 324題 1076題
合計 658題 658題 568題 1884題

 

表紙 例題 練習 EXER等 合計
青チャート1A 329題 329題 293題 951題
青チャート2B 420題 420題 331題 1171題
合計 749題 749題 624題 2122題

 

表紙 例題 練習 演習問題等 合計
赤チャートIA 354題 354題 164題 872題
赤チャート2B 435題 435題 187題 1057題
合計 789題 789題 351題 1929題

 

理系

表紙 例題 Ex EXER等 合計
白チャート1A 268題 268題 300題 836題
白チャート2B 335題 335題 390題 1060題
白チャート3. 223題 223題 252題 698題
合計 826題 826題 942題 2594題

 

表紙 例題 練習 EXER等 合計
黃チャート1A 282題 282題 244題 808題
黃チャート2B 376題 376題 324題 1076題
黃チャート3 253題 253題 208題 714題
合計 911題 911題 776題 2598題

 

表紙 例題 練習 EXER等 合計
青チャート1A 329題 329題 293題 951題
青チャート2B 420題 420題 331題 1171題
青チャート3 293題 293題 298題 884題
合計 1042題 1042題 922題 3006題

 

表紙 例題 練習 演習問題等 合計
赤チャートIA 354題 354題 164題 872題
赤チャート2B 435題 435題 187題 1057題
赤チャート3 320題 320題 127題 767題
合計 1109題 1109題 478題 2696題

 

文系はIAIIB、理系はIAIIBIIIまでやるとして

四捨五入してまとめると…

表紙 文系 理系
白チャート1A 1900題 2600題
黃チャート1A 1900題 2600題
青チャート1A 2100題 3000題
赤チャートIA 1900題 2700題

『チャート式』は圧倒的な網羅性のため、その分厚さに毎年大多数の人が途中で挫折してしまいます。

1冊やりきる自信がなければ、他の問題集等でわからない問題に出くわしたときに、辞書代わり使ってください。

 

『チャート式』は

 

1冊やりきれる人

辞書的に使う人

 

におすすめします。

 

5. チャート式の対象者

5.1 白チャートの対象者

進研模試(ベネッセ) 偏差値50~60
全統模試(河合塾) 偏差値45~55
到達点(国立) 下位国立
到達点(私立) 日東駒専
偏差値65~70の高校 定期考査の数学が40点以上
偏差値60~65の高校 定期考査の数学が50点以上
偏差値55~60の高校 定期考査の数学が60点以上
偏差値50~55の高校 定期考査の数学が70点以上

 

5.2 黄チャートの対象者

進研模試(ベネッセ) 偏差値55~65
全統模試(河合塾) 偏差値50~60
到達点(国立) 中堅国立
到達点(私立) GMARCH
偏差値65~70の高校 定期考査の数学が50点以上
偏差値60~65の高校 定期考査の数学が60点以上
偏差値55~60の高校 定期考査の数学が70点以上
偏差値50~55の高校 定期考査の数学が80点以上

 

5.3 青チャートの対象者

進研模試(ベネッセ) 偏差値60~70
全統模試(河合塾) 偏差値55~65
到達点(国立) 上位国立
到達点(私立) 上智理科大
偏差値65~70の高校 定期考査の数学が60点以上
偏差値60~65の高校 定期考査の数学が70点以上
偏差値55~60の高校 定期考査の数学が80点以上
偏差値50~55の高校 定期考査の数学が90点以上

 

5.4 赤チャートの対象者

進研模試(ベネッセ) 偏差値70~80
全統模試(河合塾) 偏差値65~75
到達点(国立) 上位国立
到達点(私立) 最難関
偏差値65~70の高校 定期考査の数学が80点以上
偏差値60~65の高校 定期考査の数学が90点以上

 

6. チャート式の注意点

自分の今の実力と志望する大学に合わせて、背伸びすることなく選ぶことが大切です。

決して、自分のレベルに合わない色を選ばないでください。

 

『チャート式』は圧倒的な網羅性のため、その分厚さに毎年大多数の人が途中で挫折してしまいます。

受験は人生で1度きりのため、この教訓が生かされることなく、毎年大量の犠牲者が新たに出ます。

 

また、見栄や誤った情報に流されて、自分のレベルに合っていない色のチャート式を選択する人が跡を絶ちません。

チャート式が終わってから次の参考書に進むことを考えれば、自分に合った色を1冊完璧に仕上げる方が次の問題集に接続しやすく、1冊解き終えたという自信にもつながります。

『青チャート』を部分的にやる人より、『黄チャート』や『白チャート』を1冊完璧に仕上げた方が数学はできるようになります。

 

7. 青チャート?黄チャート?

チャート式 難易度

 

数研出版の出している難易度表です。

問題数は、『黄チャート』なら文系で1900題、理系で2600題、『青チャート』なら文系で2100題、理系で3000題です。

 

『青チャート』と『黄チャート』は被っている問題が多く、難易度もさほど変わりませんが、1番の違いはExercisesです。

 

『黄チャート』は例題とExercisesの難易度の開きが小さいです。

『青チャート』は例題とExercisesの難易度の開きが大きいです。

 

例題と演習題だけやるのであれば『青チャート』を使う意味はありません。

 

むしろ問題数が少ない『黄チャート』で十分です。

また、『青チャート』の後に、アウトプット用の入試演習参考書をやろうとしている場合も、通過点なのでどちらを使っても変わりありません。

偏差値55~60の高校で、『青チャート』を副教材として使っている場合も、数学が得意な一部の人を除いて必要ありません。

体感として『青チャート』を使用している人の半数以上は必要ないと思っています。

 

『青チャート』はExercisesが解答をみれば理解できる人におすすめします。

 

自分のレベルに合った色を選んでください。

それが、『青チャート』なら最高の参考書になります。レベルが合わなければ効果は半減します。

 

8. チャート式はいつから始める?

教科書レベルの基礎が定着したら、いつでも解き始めることができます。

受験勉強は、正しいレベルの参考書を選ぶことができれば、「遅すぎる」ことはあっても「早すぎる」ことはありません。

3年生の夏休みからの購入はおすすめしません。遅くても3年生の夏休みまでには終えるようにしてください。

難関校を目指す人は、高校1、2年生の間にIAIIBを終え、次の参考書に進む学習計画を立ててください。

 

9. チャート式を解く前は?

『チャート式』が難しく感じてしまう人は基礎が定着していません。新しい参考書を買う必要はありません。

高校の教科書や副教材で基礎を固めることから始めてください。

 

10. チャート式を解いた後は?

『チャート式』を何周もして習得したあとは、網羅系参考書でインプットした解法を、入試演習の参考書でアウトプットしてください。

個人的には『1対1対応の演習』がおすすめです。

 

 

 

 

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