この記事は高校 2、3 年生専用です。
高校 1 年生はこちらの記事で説明していますので、チェックしてみてください。
このページでは、大学受験におすすめ参考書『入門問題精講』の解説をしていきます。
問題数や難易度、到達点や偏差値をわかりやすくまとめているので、参考書を選ぶ際の参考にしてください。
1. 入門問題精講の基本情報
『入門問題精講』は問題精講シリーズの中で最も易しく、解説が詳しいものになります。

タイトル | 数学I・A 入門問題精講 |
著者 | 池田 洋介 |
出版社 | 旺文社 |
ページ数 | 288ページ |
タイプ | 網羅系(インプット) |

タイトル | 数学II・B 入門問題精講 |
著者 | 池田 洋介 |
出版社 | 旺文社 |
ページ数 | 384ページ |
タイプ | 網羅系(インプット) |

タイトル | 数学III 入門問題精講 |
著者 | 池田 洋介 |
出版社 | 旺文社 |
ページ数 | 392ページ |
タイプ | 網羅系(インプット) |
2. 入門問題精講の難易度
問題精講シリーズは段階的にレベル分けされています。
入門<基礎<標準<<上級
の順で難易度が高くなっています。
表紙 | レベル | 偏差値 |
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教科書 |
【進研】 【全統】 |
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【国立】 【私立】 |
【進研】 【全統】 |
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【国立】 【私立】 |
【進研】 【全統】 |
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【国立】 【私立】 |
【進研】 【全統】 |
3. 入門問題精講の注意点
『数学I・A 入門問題精講』の目次です。
第1章 数と式
第2章 関数と関数のグラフ
第3章 三角比
第4章 場合の数
第5章 確率
第6章 データの分析
第7章 集合と論理
数学Aの「図形の性質」と「整数の性質」の分野が入っていません。
数学IAを網羅するためには別途参考書を購入する必要があります。
4. 入門問題精講の対象者
進研模試(ベネッセ) | 偏差値45~55 |
全統模試(河合塾) | 偏差値40~50 |
偏差値65~70の高校 | 定期考査の数学が40点以上 |
偏差値60~65の高校 | 定期考査の数学が50点以上 |
偏差値55~60の高校 | 定期考査の数学が60点以上 |
偏差値50~55の高校 | 定期考査の数学が70点以上 |
教科書と同じレベルなので、教科書が理解できる人は『入門問題精講』の1つ上のレベルの『基礎問題精講』を選んでください。
5. 入門問題精講を解く前は?
『入門問題精講』が難しく感じてしまう人は基礎が定着していません。新しい参考書を買う必要はありません。
高校の教科書や副教材で基礎を固めることから始めてください。
6. 入門問題精講を解いた後は?
『入門問題精講』を解いた人は、『基礎問題精講』を何周も解いて入試問題の基礎レベルを身につけて下さい。


